俺をちやほやしてくれよ
俺をちやほやしてくれよ。毎日こんなに忙しく働いているんだ。あんな有名人にも会ったんだぜ。俺をちやほやしてくれよ。いくつもの仕事を抱えて、その上にボランティアだってやって「いたりする」俺をちやほやしてくれよ。チャンスのない連中が羨んでいるのだろうが、俺はそんな貧しい視線に構っている暇はないんだ。なぜなら、俺は本質的に重大な業務を遂行しているのだから。素人は言う。「僕もそのポジションに居たら、お前よりもずっとよくできる」。だから素人はどうしようもない。俺のように、ポジションに囚われない本質を見抜くことができないのだから。だから。俺をちやほやしてくれよ。ブログも毎日更新しているし、明日は代理店との打ち合わせだというのに朝まで下らないエロ話に興じている余裕すらある。現場で身体を張って「なんぼ」だということが分かっていない奴らが多すぎる。お前らになにが分かるというんだ。趣味だ、と言って、タワーレコードのポイントカードごときを自慢している場合か。業界はそんなに甘いものではない。お前の挙げるだろう某有名人だって、気軽に電話して話せる仲だ。毎日こんなに忙しく働いているんだ。俺をちやほやしてくれよ。頼むから、俺を。
…といった内容の手記ばかりを数多く残してポンペイは灰に埋もれたと聞くが、それらの資料群を喜んで解読することを生業とする考古学者たちの心境はいかばかりか。もしくは、明日のレシートすら財布には留まっていないのだろうか。疑心。暗鬼。整列中。ともあれ、平凡な日々。
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コメント
■ 外山恒一、知人をカッターナイフで切りつける。傷害容疑で書類送検(産経新聞)
警視庁中野署は、12月29日までに、知人の男性(29)の腕などをカッターナイフで刺したとして、傷害容疑などで鹿児島県出身、住所不定、無職の外山恒一容疑者(36)を書類送検した。
調べでは外山容疑者は、22日、午前0時45分ごろ、東京都中野区の知人の男性の自宅兼アパートで、男性の左腕をカッターナイフで刺した疑い。
切りつけられた知人の男性は、左腕に全治二週間のけが。
動機について、外山容疑者は「上京したが、仕事がうまくいかず、いらいらしていた。つい、かっとなってやった」などと供述した。
また「91年の夏、福岡の自分のアパートで、東京から来た女子高生を強姦しかけたことがある」などと話し、同署は確認するとしている。
外山容疑者は、99年に福岡市内の病院の精神科に、半年間、通院した経験がある。
(産経新聞 12月29日)
http://www.warewaredan.com/blog/
http://wiki.livedoor.jp/fukuoka_bengoshi/
投稿: えなり | 2007.01.20 00:06
この替え歌集面白いですね。
投稿: 大洞 | 2007.01.27 15:30